2017.11.11(土)狩野川ふたたび

【日没とともに沼津にゴール】

前日に相当飲んでしまい。朝起きれず。結局6時出発の予定が10時に。4時間の遅刻。今日の日没は4時41分果たしてそれまでに狩野川を下りきれるのか!?とにかく水野に詫びの連絡を入れ電車に飛び乗る。前回のキャンプでMSRのドラゴンフライ(バーナー)でちゃんこ鍋をした。そのときボトルとポンプの間からガソリンが漏れ、引火し、ポンプがだめになってしまった。翌日浦和の好日山荘へ持ち込み、結局修理不可で新しいポンプを約5,000円で購入。今回はOPTIMUSのNOVA(ガソリンストーブ)を持参。これも購入は相当古く15年ほど前だ。電車の中でやたらガソリンのにおいがする。ガソリンを入れているボトルとポンプの間から漏れているみたいだ。周りの乗客からは特に苦情が出ているわけではないので知らん顔して本を読んでいた。今回も、なかなかページがすすまない服部文祥の「ツンドラ・サバイバル」を読みながら三島に向かった。1時30分に到着。水野が車で停車場でウインカーを点滅させながら待っていた。「わりいわりい」「あほたれが!」これで終わり。俺たちはとりあえず腹ごなしに適当に飯屋に寄ることにした。15分ほど車を走らせていると「かつ屋」が右手に。「おーなつかしい、かつ屋や。入ろうぜ!」と水野に叫び、急ハンドルで右折。久しぶりにかつ屋のかつ丼(梅)490円をいただく。久しぶりに食べるが、むちゃくちゃ旨い。さすが、かつ丼一筋だけのことはある。旨し!帰りに100円の割引券を頂く。いい店だ、又来よう。

 腹も膨れたので、一路狩野川出発点の韮山へ。天気は非常に良い。韮山のさくら公園に到着するといつものことながら車がたくさん駐車されていた。しかし、誰もいない。みんなどこへ行っているのだろうか。この時期カヤックやSUPしているひともいないし(俺らだけ)。川は前日雨が降ったのだろう、水が濁り、流木がやたら流れてくる。「しかし、いい天気やなあ」と水野が連発。水野もかなり慣れてきており、自らSUPに空気を注入し準備を始める。「今日も裸にウォーターバッグで漕げるなあ」「暑いなあ」と言いながら3時にスタート。早速「きもちいー!」「ワオー」「俺たちは最高だ!」と叫びながら水野が下っていく。気持ちがいい。しばらく行くと、頭に雪をまとった富士山が見えてくる。なんと美しいのか。狩野川は正面に富士山を見ながら下れる唯一の川だ。美しい。。。

【雪をまとった富士山がすばらしい】

【富士山に向かって狩野川を下る水野と俺】

今回はビールやつまみは買ってこなかったので、背中のウォーターバッグの水を飲みながら川を下る。前回はゴールの沼津まで2時間20分かかったが今回はどうだろう。4時41分日没と俺のApple Watch が教えてくれる。3時スタートだから1時間40分で下らないといけない。確かに前回と比べ水嵩もまし、川の流れは速い。途中で昼飯も食べる必要なし。どうなるか楽しみだ。しかし、富士山を見ながら下れるのはとても気持ちが良いものだ。今年からSUPを始めたばかりの水野も俺の後をチャンとついてくる。成長したなあ。しかし、この川の鳥の多さはすごい。カーブを回る度に大勢のカモが飛び立っていく。それだけ魚がいるのだろう。落ちアユ釣り師も上流に何人かいた。こんどは是非釣竿を持参しよう。

【夕日を浴びながら。。】

天気は相変わらずよく、夕日が漕ぐ俺を眩しく照らし始めた。日没は近い。この川の一番の難所。沼津に入る左カーブ、左が水量が多く下りやすいが、三角波が200mほどたっている。今日は以前より水量が多く波も高い。しかし、俺は立ったまま突っ込む。「うおー!」SUPが荒れた川面を突き進み、何とか行けるか!と思ったら右からの大波にやられ左に落ちてしまった。海と違い落ちた後も、俺とボードは流されていく。リーシュコードが隠れ岩に引っかかったらかなり危険だ。ボードに這い上がろうとするがボードごとひっくり返りそうになり、うまくよじ登れずさらに流されていく。11月の冷たい水に裸で水着の俺は徐々に体温を奪われていく。やばい。しかし何とか這い上がった。気になる水野を振り返ると、ちゃんとボードに座って安全に下ってきている。学習能力あるなあ。しかし寒い。これで前回海でNIKONのCOOLPIX AW120を水没させ、メルカリで1万円で買ったNIKON COOLPIX AW100カメラをまたもや水没させてしまった。10m防水なのに弱すぎだ。デザインはCOOLで好きなのだが、水に弱すぎだ。次はOLYMPUS Tough TG-5を買おうか迷っている。しかし、寒い。

【狩野川で初沈!寒い!これでカメラが水没。今年2台目】

今回はSUPバッグをボードにくくりつけてきたので沼津駅までSUPバッグをゴロゴロ引いていき、460円の切符を買い韮山駅まで電車で帰り、凍えた体を温めるべく、いつもの300円の共同温泉へ向かった。その後買い出しでビール、ワインを買い込み、いつもの河原で今回は盛大に焚火をし、体を温め、チーズフォンデュをしてワインで乾杯した。

RIVER EXPLORER's SUP LIFE

マレーシア、タイでのSUP TRIP、 そして 日本でのSUP LIFE, OUTDOOR LIFEを 綴っていきます。

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