2016.7.17(日)6km SUP Race (Sunset Beach to Blue Lagoon)
ついにThailandで初めてのSUP Raceが開幕した。
【エリートクラスのハードボーダーと俺、Shoji】
コースはSun Set Beach から6.5km先のBlue Lagoonまで。海岸線に沿ってダウンウインドのコース。当日は殆ど風が無く、波も穏やかな絶好のSUP日和となった。ほとんど全てのエントリー者がハードボード所有者でインフレータブルは俺とShojiだけだった。30名程の参加者があり、一般クラスのエントリー者がスタート後、エリートクラスの参加者が30分後にスタートする。我々(俺、Shoji,早川)はインフレータブルのため当然一般クラスで参加。一般クラスは女性とSUP経験が半年程度のメンバーが参加した。しかし、我々以外は全員ハードボード使用である。その中に、STARBOARDが募集したSUP-Ambassador(SUPアンバサダー)といわれる、スポーツが得意な男女約10名がSTARBOARDの専属ライダーのSUP-Brosの2名によって初心者から特訓され、この大会の一般クラスにエントリーしてきていた。コースは海岸沿いを南から北に向かって約6kmのダウンウインドである。スタート地点が遠浅のため海沿いに全員が斜めに並び、スタートの位置についた。Amaraの「スタート!」の合図で全員が5mほど走り、スタートした。いいスタートがきれた。3番目ぐらいでスタートできた。しかし、とにかくボード性能の差が歴然としている。ゆっくり漕いでいる女性のハードボードにどんどん追い抜かされていく。あっという間に、10人以上が俺の前を軽快に走っている。しかし、経験の差なのか何人かはドボンドボンとバランスを崩し海に落ちている。よし、追い抜ける!と横を追い抜くが直ぐ這い上がって再度俺をゆっくり追い抜いていく。インフレータブル(Starboard Touring長さ11.6インチ幅30インチ)はハードボードにはかなわないのか。かなり、ショックを受けた。しかし最後まであきらめないぞ。みんなも初めてのレースだろうからだんだん疲れてくるだろう。それを待とう。俺はとにかく一定のリズムで漕ぎ続けることに専念した。特に波が左から右に入ってくるので右を50回漕いで左を3回~5回漕ぐことの繰り返しとなった。約30分経過し、コースの半分は来た感じだ。背中にしょったハイドレーションバックがかなり役立っている。パドリングしながら水分を補給できとても便利だ。Shojiや早川の気配は全く感じられない。ちゃんと漕いできているのだろうか。しかし、こちらも後ろを振り返る余裕が無い。コンディションはほとんど風が無く、波は沖から岸に向かって静かに波を運んでくる。天気はこの上ない晴天である。まもなくスタートから1時間ぐらいだろう。ゴールが見えてきた。もう早いやつはSUPを浜に乗り上げ、浜辺をゴールに向け走っている。俺の前に2名漕いでいる奴がいる。何とか最後追い抜きたい。全力でパドリングする。相手のテールと俺のノーズが接触するぐらいまで来た。最後50m。右から相手を抜き去り、浜に上陸しSUPを残し、パドルだけ持ってゴールへ一目散に駆けた。「ゴール!」順位は一般クラス(男子)で9位だった。とりあえず、感想できてよかった。 Shojiと早川が気になりSUPを取りに波打ち際にもどると、数100m沖にShojiを発見。何とかついて来たか。しかし、早川はとうとう見つけることができなかった。後で確認するとドベから2位だった。でも、SUP2日目で6km落水せずに、完走したことはすばらしい。さすがアスリートだ。
【レース前の集合写真】
【親子対抗スプリントレース】
その後、提供された昼食を取って、午後からはスプリントレースが始まった。参加料THB100を支払い、同じタイプのハードボードで約8名が同時にスタート50m先のブイを回ってゴールするもの。俺は4位となり、決勝ラウンドには進めなかった。やはり背が高くリーチの長い選手が有利だ。一番背の高い経験者が結局優勝していた。全てにおいてまだまだ練習、経験が必要だと感じた。 次回のSUP6kmレースは12月11日(日)開催予定とのこと。練習あるのみ。また、次の目標ができた。
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