2016.10.22 タオ島 <2>DAY2
朝8時頃に目が覚めた。昨晩部屋に寝かせていたSUPボードは心なしか寂しそうだ。
【朝のタオ島。波は穏やか。誰もいない海。】
外に朝食を食べに行く。海辺の良い景色が見れそうな席が空いているレストランがあったのでそこに入る。メニューを見てアメリカンブレックファースト(THB130、390円)を注文する。トースト2枚、バター、ジャム、サラダ、ベーコン、ウインナー、卵焼き、コーヒー。悪くない。浜辺ですでに日光浴をしながらペーパーバックを片手に読書する女性がいる。その横で空手の型をしている西洋人の女性がいる。でもその空手がなんかヘン。面白いのでしばらく見ながら朝食を頂く。問題はSUPがたためるかだ。ポンプで空気を入れるが、抜くときもポンプで空気を抜く。ポンプが壊れていると空気も完全に抜ききれない。そうするとSUPバッグにしまえなくなると面倒だ。あれこれなやんでもしょうがない。帰ってトライしてみよう。チェックアウトが11時なので余り時間がない。チェックビン(お会計)して、チップをTHB20渡す。部屋に帰ると既に同室のバックパッカーはいなくなっていた。早速、SUPに壊れたポンプを挿して空気を抜いてみる。スカスカいっているが徐々に空気は抜けているみたいだ。いつもより長い時間がかかて空気を抜く。やはり最後の最後まで空気が抜ききらないががんばってSUPを折り曲げてバッグにしまいこむ。なんとか入った。チェックアウトしデポジットのTHB500を受け取る。さあ、これから対岸まで歩いていくぞ。時間はたっぷりある。携帯の充電もフルだ。GPSで昨夜Booking.comで予約したモンタレービーチリゾート(THB1080/日)を目指す。しかし、何と坂の多い島だ。ありえないほどの急坂が随所に現れる。汗が滝のごとく滴る。SUPバッグを引っ張る手が痛い。左右を交互にかえて引っ張る。SUPバッグにつく2つの小さいタイヤはなんとか元気だ。距離的には4kmほどだが山あり谷ありで相当きつい。みんな原付バイクで追い越していく。道が全て舗装されているのがまだ救いだ。あと1kmという地点で、一台のピックアップトラックが止まった。「どこ行くの?」「モンタレービーチリゾートまで」と言った俺の目の前に「Montaray Beach Resort Hotel」のステッカーが貼られたドアが見えた。「どこから来たのですか。電話してくれれば迎えに言ったのに、どうぞ乗ってください」と荷台に荷物を揚げてもらい乗った。
助かった。しかしほんの3分ほどでホテルに到着。ほとんど着いていたのだな。ホテルの受付に通されチェックイン。パスポートの提示を求められたがタイの免許証を見せると、okと言われた。目の前にプールがあり、その前方がビーチと海だ。波も穏やか、とてもすばらしいところだ。
部屋もコンクリート造りでキングサイズのベッドで、ベランダも広い。これで一泊3,000円とはありえない。2名で泊まれば一人1,500円だ。早速シャワーを浴び(当然お湯が出る)、フロントでシンハービール2本とマナオソーダ1本を買い、部屋のベランダに持ち込み、早速祝杯を上げる。「旨い!」約2時間歩いた体にはほんとうにしびれる旨さだ。俺はおだやかなタオ島の風を浴び、大滝栄一の「A LONG VACATION」をYou Tubeで聞きながら、ビール2本、ジンをしこたま飲み幸せの眠りへとついたのだ。
このタノートベイはこのホテルしかなくビーチはまさにプライベートビーチでホテルのレストラン以外食事を取れるところはない。レストランに行き、ビールとタイシーフードヌードル、フィシュ&チップスを注文する。食事をしているのは家族ずればかり。それもフランス人ばかりだ。家族でのんびり過ごしたい人達はこのタオ島東海岸にくるのだろう。全くクーラーが要らず天井のファンで十分である。とても快適な気候だ。赤ワインをボトルで注文ししこたま飲んだ。YOUTUBEで作詞家、松本隆のドキュメンタリーを見ながら飲んだ。本来なら満天の星が見えるのだがどうも雲が覆っており見えない。海から日の出が見える方角なので明日の朝が楽しみだ。
0コメント