2018.1.27(土)~28(日)Bush Craft Camping

今回は、ラグビー部先輩のHさんとpack-raft&campingに雪の残る秩父の荒川へ。東京、さいたま市は先週大雪に見舞われ交通機関が大混乱し、20cm~30cmの積雪に見舞われていたので、秩父の山間部はさぞかし大雪がいまだに残っているだろうと雪中キャンプのつもりで来たのだが、全く雪が少ない、いや、ほとんど無い。周りの山々で雪雲が逆側に雪を降らせ反対側は影響がなかったのか。そういうことで波久礼駅に降り立ち、いつもの秘密の誰も来ない河原まで30分程歩いた。いつも川から波久礼駅まで歩いている逆の順序なので途中何度も道を間違えてしまった。今回はHさんがpackraftingに興味をもたれ購入を検討していたので、買う前に一度私の船で体験してもらおうと二人できたのである。早速船に空気を入れるところからやってもらった。私が実演すると、「私にもやらせてください」とすごく積極的で、結局全て膨らましてもらった。解説をしながら船を完成させ、パドルの組み立て方、漕ぎ方を教え、さっそく川へと向かった。川下りは習うより慣れろだ。しかし真冬の氷が張るほどの水温で沈すると、低体温症にもなりかねない。くれぐれもひっくり返らないよう重心を船の真ん中にキープするようレクチャーした。まず最初に私が実演し川を上下に上り下りした。下流がダム湖なのでこのあたりはほとんど流れがなく穏やかなため初心者でも練習には最適な場所である。早速交代しHさんが乗り込む。最初はおっかなびっくりパドルを漕いで、右に左にバウを振っていたが、だんだんやっているうちに慣れてくるものだ。一人で上流や下流へ船を動かしている。問題は流れのある川だ。しかし、川下りは習うより、慣れろだ。何回か沈してもらい、スキルアップを図ってもらおう。(この季節の沈は避けてもらいたいが。。。)

私はHさんの上達具合をみて、大丈夫だろうと薪拾いを開始。今回から鋸の「Pocket Boy」を購入。刃渡り13cmで最小の鋸だが流木や枯れ枝のほとんどがこのサイズで十分切れる。また、切り口がとてもつるつるにきれいな断面で切れる。YouTubeでもたくさんの動画がアップされ、その切れ味が賞賛されている。また、Bush Craft KnifeとしてMORAKNIV(モーラ ナイフ)も購入。これでフェザースティックを作ったり、バトニングも可能だ。ステンレスのため錆にも強い。キャンプ生活で焚火を始めると長い時間過ごすので椅子があるととてもキャンプ生活の質が向上する。椅子がないと立っているか地面に座るかしかできない。椅子の生活は人間を哲学者にする。焚火を前にいろいろ人生を考えることができるのだ。ヘリノックスのチェアワンという折りたたみ椅子の半分の重量、500gのチェアゼロが発売されていたので即購入。かなり軽い。これは今後のキャンプ生活で活躍しそうだ。そうこうしているとHさんがパックラフトを終え、上がってきた。「旨く漕げているじゃないですか」と話しかけたら、「いや、上陸するときにコケて、濡れました」とのこと。乗り降りでよく転倒したりするものだ。防水の上下を着ていたのでそれほど心配する濡れではなかったので良かった。着替えてもらい一緒に薪拾いをしてもらう。さすが元山屋だ。手馴れている。沢や壁もやっていたらしい。ここ最近は離れていると言っていたが。

【2人で大量に集めた流木】

【数年ぶりの焚火キャンプでくつろぐHさん】

薪を集め終わるとテントの設営に。HさんはHeritageのESPACEだ。俺のCROSS OVER DOME TENTと同じメーカーだ。でも2,3人用なので少しでかく重い。今回は雪中キャンプと思い、フライシートも持参。これでかなり暖かいだろう。かまどを石で作り、その上に生い茂っていた木の枝に持参のワイヤーを吊り下げ、浄水器で川の水を浄水した水を蓄えた焚火缶(鍋)を吊り下げた。いい感じだ。Hさんは、夕飯としてチーズ、ウインナー、カップヌードル、中華丼、焼酎、ビールを持参。俺はチーズ、ベーコン、サッポロ一番味噌ラーメン、卵、バーボン、ビールを持参。それぞれ、分け合いながら仲良く焚火にあたりながら談笑した。人生の先輩であるHさんからはいろいろな話を聞くことができた。今持っている北海道の別荘での暮らしの話やこれまでの人生の話。いつも単独行の身にとっては人と話しながら焚火で酒を飲むのはとても楽しい。一人の焚火もいいが、同じアウトドア大好き人間の仲間と飲み語らうのは至福の時である。

【焚火で燻され良い焼き色に】

【レモンの香りがとても効いていたソーセージ。旨し。】

【枝をナイフで削ってベーコンを燻製に。】


【鍋の水はしっかり凍っていた。】

【太陽光パワーバンクで充電】

【朝はクロワッサンとコーヒー】

【ブッシュクラフトの道具たち】

【朝食を取り、帰宅の途へ】

RIVER EXPLORER's SUP LIFE

マレーシア、タイでのSUP TRIP、 そして 日本でのSUP LIFE, OUTDOOR LIFEを 綴っていきます。

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