2016.5.2 (月) SUP Trip in Larn(ラン島)
タイのNational Labour Dayが日曜日に重なった為、月曜日が振替休日となった。それを利用し、Shojiと俺は、ラン島へSUP Tripを計画した。ラン島はPATTAYAから一番近い島で、白砂のビーチで海が結構きれいなため人気がある。しかし、大勢の中国人がパックツアーに組み込んでいるため一部のビーチは中国人だらけである。今回はそのTawaenビーチを避けて、友人Anekお勧めのSamaeビーチへ行って,その周辺のビーチをSUPでTripしようという計画にした。
3連休(日本はゴールデンウイーク)ということもあり、道は渋滞、約2時間かけて、Bali Hai Pierに到着。ここから、ラン島のNa Baan Pierまで、船で30分、THB30(93円)だ。俺達は11:30AM発の船に乗り込む。ほぼ満席。出発時間丁度に出発。潮風が全身を包み旅に来たと言う実感が沸いてくる。船の横を高速船(モーターボート)がひっきりなしに通り過ぎてゆく。かなり、ばしゃばしゃゆれているのでこっちの船のほうが快適だ。でも2013年に酒に酔って、覚せい剤をやっていた船長が船を転覆させ、6名死亡した事件が発生している。2階席の乗客は結構まじめにライフジャケットを着ている。船の構造上1階席よりも2階席の方がよく揺れる。今日はすごくいい天気だ。いつもだけど。右手に小さい島を見ながら、島の東海岸にある桟橋に到着。ここが、Na Baan Pier だ。入島料も取られず、上陸。しかし、すごい人でごった返している。左手すぐにセブンイレブンがあり、そこもごった返していた。人ごみを掻き分け、とりあえず「ビール、ビール」とLEOビール1本をTHB47(146円)で購入。混雑していてもレジが5つもあり、とてもスムーズ。日本っぽい!Shojiは水を購入し、5分程ソンテウ乗り場へSTARBOARDのキャリーバックを引きながら歩く。しばらく歩くと駐車場みたいな空間があり、そこがソンテウ乗り場のようだ。
ソンテウとはピックアップトラックの荷台を改造して旅客用とした乗り物。そのソンテウに8名詰めて乗り、島の頂上に向かって上り、頂上から下っていく。道はアスファルトでなくレンガを敷き詰めてある。PATTAYAからレンガを持ってきて敷き詰めたんだろう。道路はがたがたしており、いつ落ちてもおかしくない感じ。約10分ほどで対岸のSamaeビーチに到着。TAXI代はTHB30(93円)だった。シーチャン島ではTHB100取られたから、それに比べると安い。Samaeビーチは白砂で、海も透明でとてもきれいだ。Tawaenビーチの混みようとは比べようもないぐらい良い。中国人は殆どおらず、ファラン(外人)、それもスタイル抜群の女性が多く、思い思いにビーチを楽しんでいる。あるひとは自撮棒で写真を撮ったり、ビールを片手にデッキチェアに横たわったり、日光浴をしたり。。。
【どこまでも白い砂浜の続くSamaeビーチ】
俺達はSamaeビーチの一番右奥まで行き、俺はとりあえず思っていた以上にきれいな海に入る。ぬるくて気持ちいい。少し波は強いようだ。SUP Surfingで遊ぶには丁度よさそう。ShojiはすでにSUPに空気を入れ組み立て始めている。なんか今日は気合が入っているなあ。俺も準備を始める。ポンプが前回壊れてしまい、先週Craigに直してもらい、今日は軽快に空気を送り込んでいる。ボードの先端に偽GoProを取り付け、海へ。結構遠浅で波が高い。しばらく奥まで歩いて行きボードに立ち、漕ぎ出す。上下のwaveが俺の心を高揚させていく。オンショアの風が心地いい。昨日までラグビーの大会がPattayaであり、その筋肉痛が両足に残っている。パドルし、体を上下するたびに太ももと、ふくらはぎの筋肉が引きつる。でも基本SUPはそれほど足を頻繁に動かさず、固定しているので、RUGBYとSUPはバランスがとれている。きれいな海、白い砂浜、SUP、もう他に何もいらない。風と波がビーチに向かって吹いているのでDown Windが楽しめる。沖に出た後、帰りはサーフィン状態で気持ち がいい。
白い砂浜で足を海につけ休んでいると、ジェットスキーのガイドがやって来て、「これいくら?」と聞いてきた。やはりまだタイではなじみがなく珍しいみたいだ。ボードの硬さを確かめたり、たたいたりしてくる。ひとしきりSUPを楽しんだ。たいした時間を漕いでいるわけではないのだが、ハーハー息が上がり、体幹を中心に全身運動になっているのだなと感じる。「腹減ったから昼にしようぜ」とお互いに声をかけ、ビーチサイドのレストランでキンキンに冷えたハイネケンLサイズと氷の入ったグラスを2つ頼み、とりあえず乾杯。「ぷは~!」暑い日ざしの中、心地よい疲労感、潮風による喉の渇きがよりいっそうビールの旨さを引き立たせてくれる。ビールもギンギンに冷えていて、氷も必要がないぐらいだ。タイでは外でビールを飲むときすぐビールがぬるくなるので、ジュースと同じように氷を入れて飲むのが一般的だ。最初は抵抗があったが、やはり現地の常識は理にかなっている。つまみにタイのやきそばを細麺と太麺の2種類頼む。これも甘辛くて超旨い。青い空、透明な海、白い砂浜を眺めながら2本目のハイネケンを頼む。バンコクから2時間で来れる楽園、ラン島、気に入った。中国人が多く集まるビーチを避ければ何の問題もない。今度は1泊2日でのんびり来よう。隣のBARでメンソールのマルボロとライターを買って一服。Shojiは席を離れ、デッキチェア(レンタル一日THB30(93円)。この島は何でもTHB30だなあ。)で食後の昼寝に入った。昨日遅くまで飲んでいたらしく、すぐ熟睡モードに。俺は海に入りさらにSUPでダウンウインドを利用してSUPサーフィンを楽しんだ。帰りの船の最終便は6:00pm、その前は5:00pm。余裕をもって5:00pmの便には乗りたい。すでに4時を回ったので、終了とする。SUPから空気を抜き片付けにかかる。しかしまだShojiは寝ている。Shojiを起こすと、「うわー熟睡してしまった。」と気持ちよさそうに起きた。帰りのTAXIも自然と8名程集まったので、一人THB30で相乗りしてNa Baan Pierまで戻り、水をセブンイレブンで買って、5:00pmの船に乗った。帰りの船で食べたShojiからもらったフルーツヨーグルトがむちゃくちゃおいしかった。日差しのせいで体がビタミンを欲しているのだ。はるかかなたに聳え立つPATTAYAのビル群が夕焼けの日に照らされ、やけにまぶしく見えた。
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