2017.9.9(土)~10(日) 浮島海岸~三四郎島 with 水野
【昼からマグロとビール】
今回は浮島海水浴場から三四郎島までSUP TRIPする。浦和6:34発のJR上野東京ラインで浦和を出発、熱海で乗換え、三島に9:19に到着。静岡で働く友人水野が車でいつものように迎えに来てくれた。早速買い出しに地元のスーパーへ向かう。麦酒と樽出し麦焼酎を購入。まだ10時だが早めの昼食を取ることにした。ラーメン好きの水野は寿がき屋ラーメン、俺はマグロずくし丼とビールを買いフードコートで食す。売り場で宇都宮餃子の試食会をしていたが、目の前を2回通ったが、勧められなかった。12時頃に浮島海水浴場に到着。「ウキシマ」でなく「フトウ」と呼ぶ。今日はこの入り組んだ海岸線をSUPで回り、シュノーケリングを楽しみ、「トンボロ現象」で「海が割れる」で有名な三四郎島までSUPで旅する予定だ。三四郎島は、沖合200m程の所にある伝兵衛島、中ノ島、沖ノ島、高島からなる4つの島で、見る角度により3つに見えたり、4つに見えたりすることからこう呼ばれている。また、干潮時には一番手前の伝兵衛島まで瀬が現れ足を濡らさずに歩いて渡ることができる。この現象を「トンボロ」と言い、日本でも大変珍しい現象である。昭和58年に静岡県の天然記念物に指定された。
【シットオンカヤックでフィッシングに向かう人】
【西伊豆にはわくわくする島が点在】
【9月でも暖かい西伊豆】
冷たいかなと思って水に入るが全然温かいではないか。これからの時期が水も澄み透明度も増すとのこと。陸上より海上の方が温度の上昇が遅く9月に入ってからの方が8月より水温が上がるとのこと。
【SUP大好き男】
さっそくポンプでインフレータブルSUPを膨らます。買ったばかりの2017年モデルのSTARBOARD TOURING SUPに海が荒れた場合でもダブルパドルでSUPの上に座り漕げるよう膝を固定するニーパッドを特別に装備させた。SUP前方のショックコードに分割式のダブルパドルを装備している。これにより急に波が荒れた場合や難所を通らなければいけない場合でもSUPでなくSOP(Sit On Paddle)で漕ぎぬけるというリスクヘッジを取っている。海をなめてはいけない。何度もこの一年で痛い思いをしてきただけに対策は万全だ。常に最悪を考え準備することが大切だ。そのボードを使って水野は海へ漕ぎだした。だんだんSUPにはまりだしてきたようだ。楽しくてしょうがないらしい。俺はレース用のSTARBOARD RACER 2016年モデルで漕ぎ出す。
【静かな9月の海が好きだ】
【空の青 海の青】
【俺は自由だ】
今回はイカ釣り用の釣り道具を持ち、前方にはGo Proを装備。このSUPには本来ショックコードはついていないのだが自分でつけた。ちょっとした荷物を搭載するのに便利だ。重量は大したものではなくこれでレースに出たとしても問題ない。
背中にはウォーターバッグを背負い、これでパドリング中もいちいちペットボトルの水を手に取る必要はない。SUPでは必需品だ。喉の渇きを感じる前に水分補給する。このウォーターバッグもSTARBOARD製だ。
良いポイントに来たら、シュノーケルを装着し、すぐさまSUPから海へダイブ。そこがSUPの良いところ。シーカヤックではそうそう気軽に海には飛び込めない。SUPの方が海との親和性が高いのだ。
しかし、この水中撮影で俺のNIKON COOLPIXが水没(滝汗)。
西伊豆はいたる所でネオンテトラだろうか、青い色の熱帯魚を見ることが出来る。残念ながらまだ、大物の魚には出会っていない。次回は手銛を持って、フィンを着けて魚を突くぞ。今年の目標だ。トレーニング開始する!どれだけ長く海に潜っていられるか。どれだけ魚を探せ近寄れるか。突く技術を学び経験を積めるか。狩猟本能に火をつけてやるぞ。
今回のSUPでの軌跡をAPPLE WATCH シリーズ2で計測。とても便利だ。海でも使える。今のところ問題なしだ。
2017年モデルのカーボンパドルで岩と岩の間を漕ぎ抜ける。とても軽い。漕ぎやすい。しかし、たって漕ぐにはなかなかハードなポイントだ。これで三四郎島へ向かった。意外と波は穏やかでこの場所から10分程度で着くことが出来た。水野は声をかけたがシュノーケリングに夢中で反応なし。一人で向かった。そこには誰もおらず、俺一人の世界だった。そこでシュノーケリングをしたくさんの海の生物を楽しんだ。
【平六地蔵露天風呂】
今夜の宿に向かう途中温泉に寄った。無料の露天温泉「平六地蔵露天風呂」(松崎町石部666)は温度も高く11月までは十分に入れるとのこと。地元の方々のメンテナンスがあることで我々訪問者が楽しめるのだ。感謝しなければ。ちゃんと着替え場、ロッカー、シャワー施設もある。すばらしい。残念ながら海は直接見れないが。温泉の岩壁の上に平六地蔵が祀られている。
【いかにも火山で隆起した岩が波で浸食されてできた景観】
【何でも旨い民宿の部屋食】
この旅館の料理はお世辞でなく、全て旨い。普通まずいものがいくつかあるのだが、全て旨い。俺は特にマグロの刺身と野菜のてんぷらが好きだ。俺達の定宿だ。温泉も3種類あり、全て内輪だけで入れるよう入り口で「使用中」「空き」の札をかけるようになっている。良く顧客のニーズを考えてある。酒の持ち込みも自由だ。「今時禁止してたらお客さん来なくなる」とおかみさんは言い、冷凍庫、冷蔵庫も玄関に無料で開放してくれている。言わずもがな朝食もすべて完食。魚の干物、温泉卵、海苔、マグロ。。。ご飯は優に3杯はいける。
【焚火好きには堪らない料理】
今回も2週続けて前回お世話になった宿に宿泊した。とても快適で今回は飲みすぎてしまい、翌日SUPが出来なかった。最近キャンプから離れている。これでは本来のOUTDOOR LIFEではない。堕落しかかっている。次回からは原点に戻り、CAMPで魚を取り刺身にして焚火で酒を飲む生活に戻るぞ。民宿泊は非常時あるいは年取ってからで良い。原点回帰だ。海にかかわれる自分がうれしい。
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